毎月の返済が厳しい・・・ 次の返済日には払えそうにない・・・

すでに返済が遅れていて、頻繁に請求が来ている・・・

そのような方は債務整理を考えてみてはいかがでしょうか?

今回は債務整理のメリット・デメリットにつき、簡単に説明します。

 

メリット 当面、返済しなくてよい

債務整理につき依頼を受けた旨の通知を債権者に送れば、通常は請求は止まります 。

当面、返済をする必要はなくなります。

ただし、債務整理を依頼しただけで借金がなくなるわけではないので注意が必要です。

以前は一見借金があるようでも、調査してみると過払金が発生していたため、実は借金はゼロだったケースが数多くありました。

過払自体が大幅に減った現在では、そのようなケースはかなり珍しいでしょう。

 

デメリット 借り入れができなくなる

いわゆる「ブラックリストに載る」とのお話です。ご相談の方が最も心配される点でしょう。

確かに一定の期間、借り入れができなくなります。

もっとも、債務整理の対象とした債権者以外であれば、一定の期間が過ぎた後、借り入れができるケースが通常のようです。

過去に自己破産した方でも、その後借り入れができるようになったケースも実際見聞きしました。

なぜ、知ったかというと、そのような方から二度目(あるいは三度目)の債務整理の相談を受けたからです・・・・

そもそも「債務整理の相談に来る=返済できない状態」ですから、むしろ「借り入れに頼る生活をリセットするチャンス」と前向きにとらえることもできます。

「災い転じて福となす」のような発想の転換が必要なケースもあると思います。